Make04出展 4)KUMA TREE


kumap3playerと対になる。今回の目玉の一つ。
FM-RX(ラジオ)を搭載し、24個の熊からスピーカーで再生している。
季節柄クリスマスツリーを意識し、天辺の黄色い熊はPWMでぼんやり光る。
ラジオの出力を1個のAMPで無理やり6個のスピーカーを鳴らしている。それが4セットあるので全部で24個。
熊の構成は、上段から1-3-5-7-9となっており、天辺は光るのみなので、スピーカー計24個となっている。
6個に一個の割合でスピーカー+AMPの熊がいる。
ブロック図はこんな感じ。


熊自体全てを加工するは手間が掛かりすぎるので、熊をそのまま利用することを考えた。
そもそもこのケアベアはフィンガーパペットタイプ。指人形なので、おしりに穴があいている。
メインの熊などは、ばらさないと入りきらないが、TREEに関しては、元からあるスペースに嵌るスピーカーを
選ぶことで、ただかぶせるだけに留めている。

FMトランスミットと無理やりの駆動、コストのため安いスピーカーという構成のため、24個もある割にいい音はでないが、
インパクト勝負。
体育館という会場と周りの騒がしさから、音量を上げてもロック超の激しい曲しかよく聞こえなかった。選曲はもっと気をつかうべきだった。
しかし、目立ちはしたので、客寄せにはなっていたと思う。
ラジオではなく、直接MP3player(PLAY-YAN)につなぐとまだ良い音になる(ハウリングはするが)

送信者 Kumatree


TREEはの構成は、2列のブレッドボードを両面張り合わせたものを2本縦に繋げて、幹としている。この底面を電池ボックスにネジで固定。
ブレッドボードには、AMP出力のL/Rを通して、AMPなしの熊はブレッドボードに直接スピーカーを挿すだけでよい様、簡略化した。
枝は凹型のレールをダンボールの輪に木ネジで固定。反対端にはプラ棒を立てて、協力両面テープでスピーカーを貼り付けている。


技術はたいしたことないが、25体ともなると工作時間が一番掛かった。レールを使って綺麗に配線しようかとおもったが、
9個の最下段辺りは前日の夜になり、結局雑になってしまった。
熊は整然と並べると、張りつけの刑になっているようになることが懸念されたのでわざと、「俺も、俺も」的にわさわさと積まれている感じを出した。

星熊はちょっともったいないが、このためだけにArduino Promini5Vを使用。

LEDを光らせるだけなので、30分とかからず、光るユニットが完成。時間がないときは本当に助かる。
sketchも下記だけ。

/*
 * LED PWM
 * Kuma LED
 */


int ledPin[]={3,5,6,9,10};

int i,j,step_L,wait;
#define LEDMIN 250

void setup(){

  for(j=0; j<5; j++){
    pinMode(ledPin[j],OUTPUT); //  LED set
  }

step_L=1;
wait=10000;

      analogWrite(ledPin[j],255);  //全消し
/*
  for(j=0; j<5; j++){
      analogWrite(ledPin[j],0);  
      delayMicroseconds(wait); 
  }  
*/  
}


void loop(){

for(i = LEDMIN; i > 0; i=i-step_L){ // 明るく
  for(j=0; j<5; j++){
      analogWrite(ledPin[j],i);
  }  
      delayMicroseconds(wait); 
}
      analogWrite(ledPin[j],0);    
      delayMicroseconds(wait);   
      delayMicroseconds(wait);     

for(i = 0; i < LEDMIN; i=i+step_L){ // 暗く
   for(j=0; j<5; j++){
      analogWrite(ledPin[j],i); // PWM出力

    }
      delayMicroseconds(wait); 
}      
      analogWrite(ledPin[j],255);  //全消し
      delayMicroseconds(wait); 

}


ラジオは、aidtendoの下記のを使用した。
FMラジオモジュール[KIT-FM-RDA7088]
http://www.aitendo.co.jp/product/1595
FM-RXモジュールも考えたが、時間もないしラジオそのものでいいだろうということで、選定。
小型で使いやすい。


回転台は当初、ステップモーターと電池だけで動くものをArduinoで作成してみたが、スムーズに回転できなかったので時間切れ。
千石で、AC直結で2rpmで回転する専用モーターを買ってきた。
ツリー自体はかなりバランスがわるいので、大き目の台に載せ、バランスをとる為、端にボールをつけた。2個しか用意しなかったが、4隅ともつけたほうが安定したと思う。電源コードをまたぐときにちょっと引っかかるので。
会場の様子(音楽無し)。

送信者 Kumatree

自作回転台は別の記事で書く予定。